今回は、台湾(台北)に住んでいる筆者が、普段どのようにして”台湾ドルを工面しているのか?”という話しをしたいと思います。
台湾現地で台湾ドルを手にする方法はいくつかありますが「最も簡単な4つの方法」をご紹介したいと思います。
・台湾旅行をする方
上記の方は、ぜひ参考にしてみてください。
台湾で台湾ドルを手に入れる方法の紹介(4パターン)
- 現金(日本円)を持って台湾に入国する
- 海外送金という手段を使う
- デビットカードで台湾ドルを引き出す(お勧め)
- クレジットカードでキャッシングをする
以下で、簡単に解説したいと思います。

現金(日本円)を台湾に持って行く方法!銀行で替えよう!
日本円(現金)を持って台湾に行くという方法が最も簡単な方法です。
”毎月10万円分だけ銀行で日本円を台湾ドルに替える!”みたいな方法です。
(毎月親からの仕送りで生活をする…というケースでは少し難しいと思います。)
ただし、入国時に10,000ドル(約140万円)までしか現金を持ち込むことができませんので、
長期で台湾生活をする方は別にお金を引き出す手段を作っておく必要があると思います。
(台湾旅行をする方は、現金を多めに持っていればOKだと思います。)
ちなみに、台湾で3ヶ月間の語学留学をする場合の費用は「70〜90万円円程度」になりますので、
短期留学であれば現金のみでもギリギリ大丈夫かな?とは思います。
「ゆうちょ銀行」の海外送金を使う(全然使えない…)
「海外送金」は、日本の銀行から台湾の銀行へお金を送るという方法です!
ただ、海外送金をするためには、台湾の銀行口座が必要になりますので実はほとんど使われていません。
参考までに海外送金の使い方の説明!
海外送金の流れとしては、
まず、台湾で銀行口座を開設する必要がございます。(台湾で銀行口座を開設するためには「中華民國統一證號」が必要になります!)

「中華民國統一證號」の発行ができましたら「パスポート」と「日本の身分証明書」を持って、銀行に行けば口座の開設ができます!
銀行口座の開設ができましたら、お金を送金する手続きをするのですが、
注意していただきたいのは、日本円を送る場合は日本の銀行から海外送金の手続きが必要です。
つまり、自分は台湾にいるのに日本の銀行で手続きをしなければならないのです。
もちろん、海外送金の手続きはインターネット上でも出来ますので、例えば、誰でも持っているであろう「ゆうちょ銀行(ゆうちょダイレクト)」だとネット上で手続きをすることができます。
ただし、”今日、海外送金をしたい!”と思っても、「ゆうちょ銀行」のネットバンキングを使うためには手続きが必要になりますし、海外送金の手続きが完了しても、実際にお金を受け取れるまでには「約一週間ほど」かかってしまいます。
海外送金は、急な支払いには対応できませんので使っている人は…いるのかな?という感じです…
デビットカードを使って台湾のATMでお金を引き出す方法!
デビットカードというのは、
銀行口座に入っている預金残高の範囲内でクレジット払いができるカードになります。
例えば、銀行口座に10万円しかない場合は、10万円までしかカード払いができないカードになります。
預金残高の範囲内でしか買い物ができないデビットカードですので使いすぎる心配はありませんし、
デビットカードを紛失してしまった場合で他人がそのカードを使ったとしても、
被害額は銀行に入っている金額分で済みますので個人的にはクレジットカードよりもオススメです。
で、そのデビットカードがあると、台湾のコンビニにあるATMで台湾ドルを引き出すことができるのです!これが、とにかく便利なんですよね。
デビットカードを使うと台湾のATMでお金が下ろせる!
デビットカードを持っていれば、
台湾のいたるところにあるコンビニのATMで台湾ドルを引き出すことができます。
筆者もこの方法で、毎回台湾ドルを引き出しています!
ATMは、コンビニでも、銀行のATMでもOKですし、もっと言う、どの銀行のATMでも使えますのでめちゃくちゃ便利!
24時間365日、台湾ドルの引き出しができますので”旅行中にお金がなくなってしまった…”という場合でも安心です!
銀行でもコンビニATMでもお金を下ろせます!
デビットカードを使えば、どの銀行のATMでも、コンビニ設置されているATMでもお金を引き出すことが可能です。
「Hi-life」という台湾のコンビニでも「セブンイレブン」でも「ファミリーマート」でもOKです。
以下のように、銀行でも大丈夫です!(例:「國泰世華銀行」など)
一番最後に、ATMでの引き出し方を追記しました!
簡単な操作で台湾のお金を引き出すことが可能です!
クレジットカードでキャッシングをする!
クレジットカードのキャッシング機能でお金を調達するという方法もございます。
キャッシングというのは、現金を持っていない時に一時的にお金を借りるというものです。
海外に住んでいる方は、お金を借りるというよりもお金を引き出す手段として使っているようです。
(もちろん、お金を引き出したら、その分返さなければなりません…)
お金がないのに「キャッシング機能」を使ってしまったら、高額な利息の支払いに追われ、
いずれ債務者になって法律事務所に駆け込むことになるでしょう。
また、キャッシングに関しては審査が必要になりますので、「収入が低い人」や”仕事を辞めて台湾留学をするぞ!”という方は、
そもそもカードを作れなかったりもしますので、現実的な方法ではないのかな…と思います。
まとめ|最も簡単な台湾ドルの引き出し方法
台湾でお金を引き出すなら、デビットカードによる引き出し方法が最もおすすめです。
デビットカードを作るのにはほとんど審査はいりません!

デビットカードは、自分の銀行口座に入っている、お金(残高)の範囲内でしか使えないカードになりますので、
未払いは発生しませんし、キャッシングもできませんので何を審査するの?という感じなのです。
筆者は、「楽天銀行デビットカード」と「SBI銀行デビットカード」を持っています!
デビットカードは、クレジットカードのように使用期限(有効期限)がありますので、
2枚くらい持っていると台湾に行く時には安心だと思います!
追記1|中國信託銀行のATMは日本語翻訳あり!
先日、セブンイレブンに設置されていた、「中國信託銀行」のATMを使ったんですけど、
なんと!日本語対応をしていて、普通に日本のATMのように使えました!
デビットカードを挿入すると、簡単な操作でお金の引き出しができますので、使ってみてください!
追記2|台湾のATMでお金を引き出す方法!画像あり!
「聯邦銀行」という銀行で、お金を下ろした時の実際のATMの画面を撮影してきました!
ぜひ、参考までにご覧になっていただけたらと思います。
それでは、簡単にご説明したいと思います。
1枚目は、ATMの写真になりますので、説明はいらないと思います。
2枚目の写真ですが、ATMの最初の画面になります。
”ここではどのような取引をしますか?”と、書いているのですが、
実はこの選択は必要なく日本のデビットカードを挿入してください。
暗証番号を求められますので、デビットカードの暗証番号を入力してください。
4番目で、取引を開始しますという画面になり、
5番目は、引き出し方法の選択になります!
3の「約定帳戶」が便利です。
6番目の画面でいくら引き出すかの選択ができます。
(筆者はMAX額の20,000元を選択しています。)
必要な金額のボタンを押してください!これで取引は終了です。(簡単ですね。)
取引終了後に、画面に秒数がカウントされるATMもございます。
これは防犯上、”デビットカードを早く抜き取ってください!”という意味になっていまして、
いつまでもカードを抜かずにいると、ATM内にカードが取り込まれてしまい、カードが取り出せなくなってしまう…
ってことになり、とにかく面倒なことになりますのでカードはすぐに取ってください!
ということで、今回は、台湾で台湾ドルを手に入れる方法についての話でした。
「台湾のコンビニにあるATMで「楽天デビットカード」を使った時の手数料について」