今回は台湾旅行をする方向けに「電子タバコ(加熱式たばこ)」の機内持ち込みってできるの?
という話をしたいと思います。
2023年に法律が変わった!取り締まりが厳しくなっています。
結論から言ってしまうと、
台湾に入国する際に「電子タバコ」を持ち込むことはできません!
2023年3月22日に「(電子)タバコ」に関する新たな法律が施行されたことで、
入国の際の手荷物検査で「電子タバコ」を持っていないか厳しくチェックされるようになっています。
手荷物だけでなく、預け入れのキャリーバックも厳しく検査されますので、
”見つからないだろ〜”と思っても見つかります。
荷物検査で「電子タバコ」が見つかるとどうなるの?
「電子タバコ」を持ち込もうとしているのがバレると、その「電子タバコ」は没収・破棄または返送ということになっています。
(大概は「没収」されてポイ!って捨てられます。)
違反者に対しては、30,000元以上500,000元の過料が課されることになります。
(日本円で132,000円〜2,200,000円の罰金になります。)
過料が課されると最低でも132,000円〜とかなり金額が大きく、
「電子タバコ」≒「刃物」を機内に持ち込もうとしているくらいのことと捉えると良いと思います。
海外ですので当然文化が違います。”電子タバコくらい大丈夫でしょ?”とは思わないでください。
台湾では「電子タバコ」を使用すると罰金です!
タバコって依存性がありますので、吸うなと言われても”吸いたくなるんだよ!”
ってことで、持ち込みが禁止されていてもキャリーバッグの中に「電子タバコ」を隠し入れる人もいると思いますが、そもそも台湾では「電子タバコの使用が禁止」されています。
正確には、使用・製造・輸入・販売が禁止されていまして、
非核三原則である「持たず、造らず、持ち込まない」とほぼ同じです。
運良く台湾に「電子タバコ」を持ち込むことができても台湾で使うことはできません!
もし、使っているところを誰かに見られると2,000元以上10,000元以下の過料が課されます。
(日本円で8,800円〜44,000円程度の罰金です。)
台北って、どこに行っても人がいますし、
どの国にも一定数”観光客が嫌い!”って人もいまして、その人たちに目撃されて通報される…ってケースもあると思います。
「電子タバコ」を飛行機(台湾)に持ち込む時のリスクがめちゃくちゃ高い上に、
台湾では自由に使えないので”見返りがない…”ってことで、
”どうにかして「電子タバコ」を持ち込めないかな?”という考えは捨てるのが無難です。
タバコはコンビニで買って、外で吸えば良いと思います。
台湾では「電子タバコ」は使えないんですけど、普通のタバコは吸えますしコンビニで買えます!
日本と同じようにコンビニで番号を言えば、タバコを出してくれて買うことができます。
吸う場所に関しては、台湾では室内は全て禁煙ですので外でしか吸えません。
外だと基本はどこでも吸える感じだとは思いますが、観光名所で人が多い場所だと禁煙エリアになっていることもよくありますので、ホテルの外が無難です。
〜まとめ〜
今回は「電子タバコ」の機内持ち込みについて書いてみました。
法律が変わる前(2023年以前)も「電子タバコ」の持ち込みは禁止されていましたが、
鞄の隅に隠しておけば手荷物検査でバレずに台湾に持ち込むことができたんですけど、
法律が変わり、罰則規定もできましたので今は荷物検査が厳しくなっています。
一番最悪なケースをここで書いておくと、
”まあ、大丈夫だろ!”と思って、チェックインで電子タバコを隠し入れたキャリーバック預けて、
手荷物検査も済ませ、搭乗口付近の椅子に座って待っていると突然アナウンスがあって、
”確認したいことがありますのでカウンターまで来てください!”からの荷物検査が始まって「電子タバコ」が見つかる…
そして、200万円の罰金を支払うことに…
この最悪なシナリオが実際に起きても、全然余裕です!って人以外は必ず「電子タバコ」は家に置いておきましょう。
本記事は、台湾/財政部の公式情報をもとに作成しています。(以下、公式ページ/中国語)
「因應菸害防制法已於本(112)年3月22日修正施行,籲請注意相關規定」
・「【台湾旅行/入国審査】ホテルの予約なしで台湾に入国できるの?」
・「【罰金対象】台湾の入国で「卵(卵製品)」の持ち込みに注意せよ!」
「台湾のホテル探し」
台湾のホテルに関しては、筆者はいつも「Agoda(アゴダ)」を利用しています。