今回は「不動産仲介業のお仕事が嫌いな理由」についてご紹介します。
不動産賃貸のお仕事をしたい!と思っている人は参考にしてみてください。
不動産仲介業のお仕事が合わないと思った理由とは?
・外での営業は気を使う
・手数料の仕組みが嫌
なぜ、不動産仲介のお仕事が嫌だと思うのか?
私は大学を卒業した後に地元の「司法書士事務所」に就職をしました。
不動産部門もある事務所でしたので「賃貸」のお仕事もしていたんですよね。
今は退職をしてこんな感じでフリーでお仕事をしていますが、
その当時「不動産仲介って嫌いだな〜」って思っていたことを紹介します。
もしかしたら、あまり共感してもらえないことかもしれません…。
それがいいんだろ!って人もいるとは思いますが、読んでみてください。
不動産賃貸業の「内見案内」が嫌いでした。
これを言ったらダメじゃん!って感じなんですけど「内見案内」が苦手でした。
・車の運転が苦手
・話が苦手…
まず、車の運転が好きじゃない!
車の運転は人並みにできるんですけど、約束の時間通りにお客様の家に行ったり、スムーズに目的地まで行けない…と言うのが嫌でした。
お客様に「〜時に迎えに行きますね〜」みたいな約束をすると、時間通りに行けるか不安になって全然他の仕事が手につかない!
二件目、三件目の下見に行く時に、Googleマップに住所を入力するの遅かったかな?って気になったり、何件も回って時間がかかっているとお客さんの時間は大丈夫かな?って心配してしまいます。
車の中でどんな話をして良いのかわからなくなったり、そもそも運転に集中していますので、あまり気が回らないんですよね…。
ってことで、不動産仲介業のお仕事は苦手だな…って思いました。
大学生の時に「パン工場」「ホテル清掃」でアルバイトを経験したんですけど、人とたくさん話ができるお仕事をしておけば良かったと思いました。
お客様から「仲介手数料」を取るのが違反しているようで嫌でした。
仲介手数料の仕組みって「借主・貸主」が各上限が0.5ヶ月分になっています。
【例:50,000円の物件を紹介した場合】
・借主(お客さん):25,000円が仲介手数料の上限
・貸主(オーナー):25,000円が仲介手数料の上限
上記のような感じです。
「貸主」と「借主」から25,000円ずつ手数料が取れる!となっています。
しかしながら、実際はどうなってるのか?というと…
【例:50,000円の物件を紹介した場合】
・借主(お客さん):仲介手数料50,000円
・貸主(オーナー):紹介料50,000円
上記のように請求するのです。
仲介手数料って借主/貸主の同意が得られれば、片方から上限の1ヶ月分を徴収しても良いと言う例外があるのです。
例外というか、通例のようにお客様から仲介手数料として1ヶ月分徴収します。
(なお、オーナーからは「紹介料」とて報酬を受け取ってます。)
お部屋案内が終わって、賃貸契約をするときに、
敷金は〜円、火災保険料は〜円、退去時清掃料金は〜円、仲介手数料は〜円です!
これでいいですか?って聞くんですけど、これで「はい」って言ってもらえると、
仲介手数料を全額負担することに同意したことになるんですよね…
仲介業者って「売り上げノルマ」があるが故に、親切な対応ができなかったり…します。
上記のことは違法なことではありません。
しかし、慣習的に行われていることが仲介業者の仕事が好きになれない理由です。
【お仕事関連の記事】
「「外資系の保険営業マン」になるべきではない?将来性や安定性について考える」
→外資系保険営業マンのお仕事について考えてみました。
「宅建士」の資格があれば採用率がアップします。
悪口ばかり書いてしまったので、少し良いことも書いておくと…
「宅建士」の国家資格を持っているだけで採用率がアップします。
仲介業の営業としてバリバリ働いて欲しい!というのは当然あると思いますが、
「名前貸し/名義貸し」は違法なので「宅建を持っている人がどうしても必要…」って時は、資格を持っているだけで雇われたりします。
もしかしたら…私もこのケースだったかもしれません。
一応、法学部出身ですので「宅建」の資格は頑張って取ったんですよね…。
(足切りラインギリギリの合格でしたが…)
資格を取るだけでチャンスが増える!というのはメリットなのかな?と思いました。
→資格があれば「給料アップ」もします。(資格手当)
→「宅建」オンライン講座の資料請求
まとめ
今回は、不動産仲介のお仕事が嫌いな理由について書いてみました。
それが仲介業者なんだよ!って思った人が大半だと思います。
でも、個人的には考えさせられる部分がありました…。
結局、事務所は退職しました…。
※不動産関係の業務だけではありませんでした。司法書士事務所なので…
退職後、24歳で始めたのは「リゾートバイト」です。
当時のことは「不安だったけど一歩踏み出して始めた初リゾバ体験」に全て書いています。
以上で、今回の話はこの辺で終わりたいと思います。