「漁業アルバイト」のデメリットについて解説します。
実体験から「命の危険を感じたこと」などを中心にご紹介したいと思います。
漁業アルバイトのデメリット解説!命の危険性がある!?
・網の引き上げに巻き込まれると…?
・仕事わりは清々しい気分に!
漁業アルバイトは「早朝出勤」で激しい船酔いもある
漁業というのは「早朝」から行われます。
昼過ぎからのんびり魚でも釣るか〜とは訳が違います。
(私が漁業バイトをした時は早朝4時出勤とかでしたね…。)
早朝出勤の「一番のデメリット」は「起きること?」ではなく「食事」です。
特に独身男性だと「適当に食べて出勤」をする人が多くて、コンビニでパンを買って食べてきました〜みたいな人もいます。
一人暮らしの男性が朝から自炊をして4時に出勤をする!ってめちゃくちゃ難しいと思います。
でも漁業のお仕事って「力仕事」なので「菓子パン」を食べたくらいでは全然持たないのです。
「早朝勤務」×「栄養不足」×「船が揺れる」ってことで高確率で酔います。
”吐いたら楽になるよ〜”って、吐いても船は揺れ続けています。
昔「遊園地の海賊船」(振り子みたいなアトラクション)に乗って、吐いたことがあるんですけど、海賊船が動いている時に吐いても楽にはなりませんでした。
良くなったのは30分くらいベンチで休んだ後です。
網の引き上げに巻き込まれると…
「漁業」ってどんな魚を獲るのかにもよりますが、網を使うことがほとんどです。
「牡蠣」や「ホタテ」の養殖でも網は使います。
その網って人力で「ヨイショ!ヨイショ!」って引き上げるのではなく、機械で「ガガガー」って巻き上げるのです。
この作業がめちゃくちゃ危なくて「命を落とす危険性すらある」のです。
漁師の中には「指」や「脚」が巻き込まれて、不自然に曲がってしまっている人もいました。
指や脚が巻き込まれるならまだしも、首が巻き込まれて…(?)という最悪なケースもあります。
漁師の方って、酒豪が多いんですけど「漁の期間中だけは禁酒をする!」というベテラン漁師もいます。
それくらい、真剣に取り組まなければならないお仕事なのです。
仕事終わりは「爽やかな気持ち」になれるお仕事でした。
デメリットばかり書きましたが、個人的に良かったなと感じたことを書いて終わります。
・仕事終わりの清々しさ
学生の時に短期で「パン工場バイト(体験談)」をしたことがあるんですけど、
ラインに流れてくるパンにアーモンドスライスを乗せるだけでしたので全然疲れませんでした。
(ただし、精神的に辛かったです。)
それに比べて漁業バイトは「程よい疲労感」がありましたので「働いたぞ〜!」という「達成感」を味わえましたね。
気温が上がる前のちょうど良い時間帯に仕事が終わり、潮の香りがする少し冷たい風が心地よかったです。
漁師のおじちゃん、パートのおばちゃんは良い人ばかりでした。
なんていうか、言いたいことを言って楽しくやってる感じでしたね。
雰囲気は良かったですね。(※船に乗るのは男性だけでした。)
【私が経験したアルバイト体験談】
「リゾートバイト」「ホテル清掃員」「農業」「カラオケ」「ショップ店員」
まとめ
漁業は「命の危険」もあるお仕事になります。
二日酔いでできるような甘いお仕事ではありません!
重要なことを言い忘れていましたが、漁って一年中できるわけではありません。
漁師って半年くらい働いて半年休憩…みたいなお仕事です。
漁師アルバイトをしても「漁」が終われば再びお仕事探しです…。
「社員」という表現は変ですが、アルバイトではなく漁師になる!というのであれば別ですが、アルバイトで漁師をするのであれば「一般企業に就職する」のが良いでしょう…。
漁業の「体力勝負」なところと「危険と隣り合わせ」というのは個人的にはずっとは難しいかな…と感じました。
「地元の優良企業」を紹介してもらって、話を聞くのがベストな選択なのかな?と思います。
以上で、漁業アルバイトのデメリット(危険なこと)についての話は終わります。