住民票のない赴任先でパスポート申請|他県から新規申請は可能?




今回は「住所地に住んでいない場合」でも”パスポートって作れるの?”

 

他県に単身赴任で出張をしていたり、リゾートバイト派遣で全国を転々としているなど、一度も住民登録地に帰ることなく、パスポートを取得する方法をご紹介します!

(通常のパスポート申請・受け取り方法と比較しながら詳しく解説したいと思います。)

 

「海外出張」や「海外旅行・留学」のためにパスポートを取得しなければならない!という方は、参考にしてみてください。

通常のパスポート申請と受け取り方法について!

〜パスポートの申請手続き〜

パスポートの申請に必要な書類一式をご紹介致します。

  • 戸籍抄(謄)本1通
  • 身分確認書類(免許証等)
  • 写真(縦4.5×横3.5サイズで6ヵ月以内に撮影したもの)
  • 一般旅券発給申請書(窓口でもらえます)
パスポートを申請するには、上記で書いた4点の書類が必要になります。

「一般旅券発給申請書」という書類は各申請窓口に置いてあります。

 

※戸籍抄(謄)本は、各市区町村で発行が出来ます。(一通450円程度)

※パスポートの発行窓口は、「パスポート申請都道府県別窓口」からお住みの都道府県を選択し、お住まいの所から一番近い窓口で申請をすると良いと思います。

パスポートの種類(二種類)と金額


パスポートは有効期限が5年のもの(11,000円)と10年のもの(16,000円)があります。

有効期限が5年のパスポートを取得すると、5年後の更新時に、再び11,000円かかります。

(特に理由がない場合は10年のパスポートをお勧めいたします。)

 

”10年間同じ証明写真のままは嫌だ!”と言う人や次の海外旅行の予定が全くない人は、有効期間が5年のパスポートでも良いと思います。

MISO
パスポートの申請時には証明写真が必要になりますので、その費用もかかると覚えていただけたらと思います。

実体験から、筆者は初めケチって5年のパスポートを作りましたが、その後、何度も海外に行くことになり少し後悔しました。

発行金額もそうなんですけど”更新も面倒だな…”と思いました。

 

あと、海外留学やワーキングホリデーをする方は、「学生ビザ」「ワーキングホリデービザ」を取得すると思いますが、

これらのビザは、パスポートの有効期限を越えて取得することはできない!ということにも注意していただけたらと思います。

パスポートは、申請をした日に受け取ることはできません。後日再びパスポートを取りに行くことになります。受け取りの時に、11,000円または16,000円の支払いをすることになります。

地方からのパスポート申請・受け取り方法!


現在、「単身赴任」「リゾートバイト派遣」など、仕事の関係で住民登録地で申請が出来ない場合でも他県からパスポートの申請・受け取りが可能です。

 

必要書類に関しては、パスポート申請に必要な書類一式の他に住所証明書類が必要になります。

住所証明書類というのは、現在、実際に住んでいる所宛に送られてきた公共料金の通知(書類やはがき)などになります。

MISO
派遣社員で、住み込みの人は面倒ね?

例えば、派遣社員として地方で働いている場合は、無料の社員寮に住むことになり、公共料金の支払いも会社持ちであるため”個人名宛に請求書は来ない…”

 

その場合は、「派遣会社から送られてきた雇用契約書」や「住所や日付印の記載がある郵便物」を持って行きましょう。

 

筆者は、雇用契約書を持って行き、”今ここで働いてるんですよ!この書類で何とかお願いします!”って言ったら、それで通りましたね。

〜戸籍抄(謄)本を郵送で送ってもらう!〜

〜戸籍抄(謄)本を郵送で送ってもらう!〜
申請に必要な戸籍抄(謄)本は、住民登録をしている市区町村から郵送で送ってもらいましょう。

 

戸籍抄(謄)本を郵送で送ってもらう場合は、発行手数料(450円程度)を(各市区町村によって料金が異なる。)小額為替で払わなければなりません。

 

小額為替は、「郵便局」で買うことが出来ますので「郵送による申請書類」を郵送するときに購入すると良いと思います。

 

「郵送による申請書類」をする方法は、封筒の中に、返信用の切手を貼った封筒、小額為替450円、本人確認書類(運転免許等)のコピー、各市区町村のホームページからダウンロードをして、

印刷した「郵送による申請書類」に必要事項を書き、上記4点を入れて住民登録のある市役所の、戸籍係・市民生活課住民係まで郵送して下さい。

一週間くらいで手元に戸籍抄(謄)本が届きますので、届き次第パスポートの申請に行きましょう。

MISO
戸籍抄(謄)本って、親は取れないの?

両親であれば代理(委任状なし)で戸籍抄(謄)本の発行ができます。

親が窓口で書類を発行してもらい郵送で送ってくれるのであれば、小額為替を買うことも、「郵送による申請書類」をダウンロードする必要もございません。

日本全国!パスポートの申請場所!


パスポートの申請場所は、以下の「外務省のホームページ」で確認することができます。

申請場所は、たくさんありますので、最も近い場所で申請をすると良いと思います。

 

なぜ、一番近い場所で申請をするのが良いのかというと、上記で少し話しましたが、

パスポートの申請は一度では終わらず、「申請」「受け取り」のために2度行かなければならないのです。

 

パスポートの受け取りは、必ず直接取りに行かなければなりませんので、自宅から遠い場所で申請をしてしまうと、パスポートを取りに行くのが面倒になりますので自宅から一番近いところで申請を行いましょう。

パスポートを受け取る!この時に支払いをします!

〜パスポートを受け取る〜
パスポートは、即日発行ができるわけではございません。

受け取りまでに、一週間くらいかかります。

 

申請時には、手数料(11,000円or16,000円)は必要ございません。

受け取り(2度目に行った時)の際に必要になります。

 

これで、パスポートの申請・受け取りは終わりです!

 

ということで、今回は「他県からパスポートを発行する方法」についての解説でした。

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