リゾバ住み込み派遣のチップについて|高級旅館の仲居のお金事情

2年2ヶ月3社のリゾバ派遣会社(ヒューマニック・アプリリゾート・アルファリゾート)を使って、全国12カ所のホテル・旅館でリゾバ住み込み派遣をした筆者が、高級旅館で仲居としてお仕事をするとチップ(「心付け」とも言います。)がもらえるのかと言う体験談を話したいと思います。

また、チップの貰い方やチップ絡みのトラブル、仲居のお仕事って正直辛いの?おすすめリゾバ派遣会社は?ということについても書いてみたいと思います。これからリゾバスタッフとして高級旅館で働く予定のある方、働きたい!と思っている方はぜひ最後までご覧になってみて下さい!

リゾバ住み込み派遣でチップが貰えた派遣先とは?


筆者のリゾバ経験からお客様からチップがもらえるホテル・旅館というのは一泊一名20,000円以上のホテルになります。もちろん、宿泊料金が20,000円以下の旅館でもお客様からチップをもらえる場合があるとは思いますが、お金に余裕があって従業員にチップを渡す!と言うような考えを持っている方は、20,000円以下のホテルには宿泊しないのです。そのため、チップが貰える旅館の宿泊料金の目安は20,000円以上になると思います。

旅館の客室に関しては出来るだけ少ない方が貰える確率が高くなります。なぜ、客室が少ない方が良いのかと言うと、客室が多い場合はお客様がチェックインの手続きをした後、フロントで館内の説明をしてお客様自身にお部屋まで向かってもらう確率が高くなるからです。筆者の経験上、チップが貰えるタイミングと言うのは、お部屋に案内をした時になりますので、客室までお客様を案内しないホテル・旅館では例えお客様がチップを渡したい!と思っても渡すタイミングがないのです。

どんなお客様からチップが貰える?

チップを渡す人に決まりはございませんが筆者の経験上、子供連れで泊まりに来ている人から貰った事はありません。また、女性だけで泊まりに来ている人もあまりチップを渡すと言う事は無いようです。

日本人がチップを渡す意味は、スタッフに”今日はお願い致します!”と言う意味も当然ございますが、一緒に泊まりに来ている女性に対して間接的に”俺はお金を持ってるんだ!”と言うようなアピールの意味もございます。そのため、チップを渡す大半は男性なのです。また、不倫旅行で高級旅館に泊まりに来ている人からもチップを貰えることがあります。

チップ(心付け)の相場はいくらなの?

私の実体験としてチップの金額は、2,000円・3,000円・5,000円・10,000円で、一般的には2,000円の場合がほとんどです。一度だけお客様から10,000円のチップをもらった事がありますが、チップで1万円貰えるのは稀です。また、海外から来た外国人のお客様からは、荷物を運んだ時にチップをもらえる事がございます。中国・韓国・台湾ではチップを渡す習慣がございませんので貰える確率は低い・・・というかほぼ0ですが、香港の方からは貰える場合がございます。突然、お財布の中から1,000円を取り出して渡される場合がありますので、その時は英語が話せなくても「Thank you very much!」と言いましょう。中国語で「謝謝您」でも良いと思います。

チップの受け取り方とは?

チップの正しい受け取り方はありませんが、両手で貰いましょう。また、その時に「ありがとうございます。スタッフ皆で大切に使わさせていただきます。」と言いましょう。大事なのは”スタッフ皆で”です。もちろん、実際にはスタッフ皆で使う訳ではございません。日本のホテルでは、お客様を案内する人とお食事を担当する人が必ずしも同じだとは限りません。そのため、お客様がお食事をよろしくね!と言う意味でチップを渡したのであれば、チップを渡した人と違う人が担当だった・・・となってしまうのです。そのため、皆で!と無難な言葉を使う事が大切なのです。

お部屋のご案内でチップをもらった場合、お食事を担当した人には1円も入らないではないか!!!と思う方もいると思いますが、お食事を担当した方も他のお客様から案内の時にチップをもらう事がありますのでそこは不平等にはならないのです。

いつチップがもらえるの?

上記で少し話しましたが、チップがもらえるタイミングはお客様を客室に案内した時か食事の最後がほとんどです。また、本当にお金を渡したい!と思われた時は内線で”御用があるのでお部屋まで来て下さい!”と言われ、そのお客様のところに行くとお金がもらえた!と言う事もございます。食事の最後というのは、お部屋食の場合でホテルの食事処で接客をする場合は滅多にもらえません。また、外国人の中にはテーブルにチップを置いて帰る場合もありますが、日本人にそのような事をする人はいません。

チップを貰っても報告は絶対にしない!


チップに関してはそのホテル・旅館で独自のルールがあるようですが、ほとんどの職場ではチップは没収されてしまいます。良心的な職場の場合は、お客様からもらったチップの半分が貰えたりします。もし、そのホテル・旅館で社員として勤務をしているのであればその職場のルールを遵守しなければなりませんが、リゾバスタッフとしてその職場で働いている場合は、すぐに期間が満了しますのでルールを守る必要はございません。(あくまでも筆者の考えです。)ルールは・・・守った方が良いとは思いますが、派遣期間を満了すればリゾバスタッフはその職場を離れますので、ルールを守る事よりもチップの方が大事なのです。そのため、例えば女将さんにチップを貰ったら報告してね!と言われたとしても言う必要はないのです。

チップに関するトラブル体験談

チップを貰ったら女将さんに報告をした方が良いと思う・・・かもしれませんが、チップを貰ったことを報告した方がトラブルになるケースがあるのです。以下に筆者のチップに関するトラブル体験談をお話ししたいと思います。

筆者はとある高級旅館でリゾバスタッフとして働いていました。そのホテルは、一泊1人20,000円〜25,000円くらいの宿泊料金を取る旅館でしたので、宿泊される方はみなさん高級車で来る・・・なんて旅館でした。その旅館は日本では考えられないくらいチップがもらえる旅館で、筆者は1ヵ月間に4度もチップをもらった月がありました。旅館のルールでは、チップをもらったらお客様にお礼を言うため必ず女将さんに報告をするとのことでした。

筆者は、ある出勤の時にお部屋食のお客様を対応し、お客様から5,000円のチップを頂きました。真面目な筆者は当然ルールを守り、女将にチップをもらった事を報告致しました。すると、女将は突然信じられない発言をしたのです。”この5,000円は、いつも頑張っている料理長にあげる!”と言い出したのです。いつもチップは受け取った人がもらっているのに、この時は全額料理長にあげると言い出したのです。私は当然反抗致しました。なぜ、突然料理長にあげると言う話になったのか。なぜ、突然ルール変更をしたのかなど女将と支配人に向かって問いただしたのです。すると・・・女将は・・・今までチップを派遣スタッフに(かなり見下している感じで・・・)あげている事が特例で、運が良かったんだ!今までがラッキーで、没収する事が普通なんだ!と言い始めたのです。女将の主張を理解出来る人はその場にはいなく、女将側についている名ばかりの20代の支配人も頭の上に?が浮かんでいましたが、支配人が”じゃ、そのチップを渡せば納得するのか?納得するなら渡す!”と、強気に出て来ましたので。”納得するから、渡してもらえますか?”と言うと、すぐに金庫から5,000円を渡してくれました。

次の週、シフトが発表されましたが今までほとんど休みがなかった職場なのに、一週間のうち4日間休日になっていました。その翌々週にその職場を辞めた事は言うまでもございません。

お客様はチップをあげた事をいちいち他言しない

お客様はチップを従業員に渡した事を他のスタッフには言いません。筆者は、高級旅館で何度もチップをもらいましたが、チェックアウトなどで”昨日あげたチップで美味しい物でも買って食べろよ!”などと言われた事はございません。また、チェックアウトの手続きで何人もの人を対応致しましたが、他の人にチップを渡したと言う事を一度も聞いた事はございません。

チップをあげる人は”今日はありがとう!”と言う感謝の気持ちであったり、”俺はお金を持っているんだ!”と言う事を主張するためにチップを渡します。共通しているのは、チップを渡した時点で全てが完了しているということです。それ以降、お金の話はお互いに一切行われないのです。つまり、チップをもらった事は誰にも言わずに貰っておくのが最も波風を立たせない行為となるのです。


仲居の仕事って正直辛いの?


仲居のお仕事は客室が比較的少ない高級旅館と客室が100以上ある低価格の旅館で忙しさが全然違ってくるのです。まず、高級旅館であれば、宿泊のお客様が少ないためどの作業もゆっくりできます。ただし、高級を売りにしていますのでそれなりのサービスが求められることでしょう。低価格の旅館で働く仲居の場合は、とにかく走り回らなければならず・・・着物なんか着てられるか!と思うことでしょう。体力が無い人はかなりシンドイお仕事だと思います。

仲居の仕事内容と一日の流れとは?

今回は筆者が実際に体験した1つの職場を例にお話ししたいと思います。

出勤は朝の8時!

ある高級旅館ではのんびりと8時に出勤をいたしました。仲居のお仕事は朝食の準備・接客をするのが一般的ですが、筆者の職場は宿泊客が少ない旅館でしたので正社員だけで準備が出来ました。また、朝食はお部屋出しではなく旅館のお食事処での提供でしたので人手は少なくてよかったのです。ということで、8時からの食事に合わせて出勤するだけだったのです。

もし、忙しい職場であれば6時半に出勤する・・・なんてことも普通にあります。

食事の提供とチャックアウト業務

食事の提供方法は各旅館で違うとは思いますが、筆者がリゾバ派遣で勤務した全ての旅館で朝食は一気出しでした。一気出しとは、お客様のところに朝食を持って行き・・・終わり・・・というスタイルで、何度も料理を持って行かなくても良いというスタイルです。料理を出すとご飯のおかわりとお茶を頼まれるくらいで難しい作業はありません。

ある程度時間が経つと、お客様がお部屋に帰りますので下膳の作業をいたします。片付けの途中にチェックアウトをする方も中には出てきますので、中断してチェックアウトの手続きをします。高級旅館では、社員さんがチェックアウトの業務をしてくれますが、お見送りはリゾバスタッフやパートさんがいたしますので車まで荷物を運び、お客様が見えなくなるまで手を振る必要があるのです。

再び食事処に戻って片付け・・・と、朝のお仕事はこの繰り返しです。

大体11時半くらいまで片付けをして、そのあとは社員さんに頼まれた細々とした業務をして12時くらいに退勤するのが一般的です。

午後の出勤は15時出勤が基本!

午後の出勤は15時が一般的です。(リゾバでは基本的には、中抜け休憩になっています。)この時間からチェックイン作業が始まり、お客様がどんどん旅館にお着きになります。午後の出勤では、本式着物・二部式着物を着る必要がありますので準備に少し時間がかかることでしょう。

お着きの作業というのは旅館の外でお客様を待ち、到着したお客様の荷物を持ってフロントまでご案内し、チャックイン手続きが終わったあとは荷物を持って客室まで案内をするのです。客室に着くと、お客様にお部屋の説明と夕食・朝食の説明をいたします。最初は説明が難しいと感じるかもしれませんが、慣れれば何も難しいことはございません。ちなみに、このお部屋案内の時にチップが貰えるのです!

17時くらいから夕食の準備を始める!

17時くらいから食事の準備を始めます。食事はお部屋に持って行く場合と、食事処での食事提供になりますがどちらも懐石料理になりますので一品ずつ何度も料理を持って行く必要があるのです。高級旅館の場合は、比較的余裕のあるサービスができますがそうではない場合は、担当するお部屋が3・4部屋あって大変・・・何てこともあるのです。

懐石料理では、この食事は〜を使って作っています〜と、説明をしなければなりませんので覚えるのが大変ですが、食事の内容は1ヶ月間変わりませんし、翌月のメニューもほぼ同じ・・・何てことが普通にありますので、難しく考える必要はございません。

夜の作業は21時くらいには終わります。

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着物の種類と男性って中居できるの?

着物の種類も簡単にご紹介したいと思います。

本式着物

本式着物というのは・・・いわゆる着物です。着慣れないうちは着るのに1時間かかる、なんて事もあります。ただ、最近のリゾバ求人を見ると本式着物のお仕事は少し減っているように感じます。基本的には女将さんや職場の責任者が着るものになります。

と言ってもリゾバでは本式着物の求人がまだまだあります。筆者は・・・あまりお勧めは致しません。(周りの人がみんな面倒!と言っていたので・・・)

二部式着物

二部式着物というのは本式着物を簡略したものになります。二部というのは、上と下に分かれているという意味ですので、本式着物に比べてかなり動きやすくなっていますし、素材も軽いものとなっているのです。リゾバで仲居をするなら二部式着物の職場を選びましょう。

作務衣(サムエ)

作務衣とは旅館の作業着になります。上も下も紐で縛って終わり・・・です。男性が旅館で仲居として働く場合に着るのが作務衣になります。男性が着物を着るということはありませんので、心配しないでください!というか、気持ち悪いです。

また、女性でも朝の出勤は作務衣で!という派遣先もありますので、どのような服装で働くかは派遣会社の担当者に確認してみてください!

仲居の給料って高いの?

仲居の時給はどの派遣会社でも100円以上高くなっていますので、どの職場でも1,000円以上となっていることでしょう。ただ、これは着物を着る方・・・という縛りがありますので、男性が作務衣で仲居として働く場合は通常のリゾバと同じになることでしょう。

おすすめのリゾバ派遣会社


派遣会社に関しては、以前書きました『俺のリゾバ派遣会社3社比較|初めてのリゾバ住み込み派遣向け会社』を読んでいただいた方が早いとは思いますが、上記の記事では仲居のお仕事には触れていいませんので簡単にご説明したいと思います。

仲居のお仕事は、「ヒューマニック」「アプリリゾート」「アルファリゾート」のどの派遣会社を選んでも求人がありますので、上記の記事を読んでいただき最も自分に合っている派遣会社で派遣登録をしてお仕事を探すと良いと思います。ただ、時給に関して言うと「アルファリゾート」では仲居のお仕事の場合、未経験者でも1,150円の時給を保証していますので給料にこだわるのであればアルファリゾートでリゾバ住み込み派遣をすると良いと思います。リゾートバイトならアルファリゾート!

仲居の派遣期間は3ヶ月間が基本

通常のリゾバ派遣では3ヶ月間が基本ですが、例外として1ヶ月の短期派遣があったりします。ただ、1ヶ月間のリゾバ派遣というのは仲居のお仕事では無く、レストランスタッフのお仕事のケースが多いのです。そのため、仲居の仕事をする場合は・・・3ヶ月間のリゾバをする覚悟で応募していただけたらと思います。

まとめ|高級旅館でチップはもらえる?

日本にはチップ制度はございませんので、多くの方はチップを渡す事はございません。しかしながら、海外旅行によく行く人や社長さんなんかになるとチップを渡す!と言う人が多くいるのです。

リゾバスタッフとして高級旅館で働き始め、チップをもらった時は誰にも言わない方が良いと思います。女将や支配人などに報告をしてしまうとお金はもらえないは、人間関係が悪くなり仕事を辞めなければならない!と言う事に発展しかねないのです。お客様は、チップを渡した事をいちいち他言致しませんので何も無かったかのように過ごすのが一番安全なのです。

高級旅館でリゾバ住み込み派遣をしたい!と言う方は、コンビニや本屋さんで「高級旅館特集!」と言うような雑誌が売っていますので、そこで高級旅館を見つけて下さい。その後、リゾバ専門の派遣会社であるヒューマニック・アプリリゾート・アルファリゾートなどで求人が出ているかを確認してみて下さい!お問い合わせ時期によりますが、求人はかなり出ています。また、高級旅館ではございませんが、有名な温泉地にある旅館でもお金を持った人がたくさん観光に訪れますので、チップがもらえます。ぜひ、楽しいリゾバ生活ができることをお祈りしています!

 

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