今回は、個人が海外で仕入れた(買い付けた)
雑貨等を日本で販売する方法をご紹介します!
個人で仕入れた海外雑貨の販売方法は、
出品やオークション、
ECサイトを作成して販売する方法がございます。
本記事は、これから海外(主にアジア圏)へ行って、
何か良さげな雑貨や珍しいご当地ものがあれば、
”インターネットで売りたいな〜”
海外旅行に行った友達からもらったお土産が良くて、
”これ、輸入して日本で売れないかな?”
など、漠然とネットビジネスをしてみたい方や、
実際にECサイト(ショッピングサイト)を作って、
本格的なネットショップを経営したい!
と、思っている向けの記事です。
初級編では、メルカリや楽天での販売方法、
中級編では、ECサイト作成、
上級編は、WordPressを使って、
1からWebサイトを作る方法をご紹介します。
また、個人事業と株式会社の違いや、
ネットショップ開設に関わる法律についても、
少しだけ触れたいと思います。
さらに、筆者がタイとインドネシアで買った、
アジアン雑貨を実際に販売した、
体験談についてもお話したいと思いますよ。
ネットれ売る!【初級編】:まずはメルカリに出品する!

まずはメルカリで一点の商品を売ってみる!
「ネットで商品を売る:初級編」では、
手元にある一点の商品を売る方法をご紹介致します。
ネットショップを開設するためには、
まずは”商品”が必要になります。
もし、海外に知り合いがいたり、
自身が海外で生活をしながら、
お客様から注文が入った時に、
(代行と言いますね。MUYMAとか…)
商品を購入して国際便で郵送できる!
そんな環境が整っているのであれば、
在庫を抱える必要はございません。
しかし、ほとんどの方はそんな繋がりなんてない…
海外旅行には行ったことがあるけど、
取引するのはなかなか難しい…
また、海外にどんな商品があるのかわからなかったり、
見つけた商品が、日本で売れるのかはわからないと思います。
そのため、一度海外へ行き、
売れそうな商品を数点買って帰国し、
メルカリやオークションに出店して、
ユーザーの反応を伺う方法が一番堅実です。
もし、日本でヒットしそうな商品が見つかれば、
次は、大量に仕入れてメルカリや楽天で、
商品を販売しながら、
平行してECサイトを作って行けば良いと思います。
メルカリ・オークションで商品を販売する(一番簡単!リスクなし!)
筆者は「楽天オークション」や、
「ヤフーオークション」を最初使いましたね…
(大学生の時です…)
今だと購入ユーザーが多い、
「メルカリ」を使って商品を売るのが、
一番賢いのかな…という気がします。
「メルカリ」ですぐに売れる商品や、
閲覧ユーザーが多い商品なんかは狙い目です。
筆者の実体験を少し話すと、
”これは絶対に売れるだろ!”
と思った商品がなかなか売れなかったり、
”ま〜出品しておけばいつかは売れるだろ〜”
と思って出品した商品が速攻売れた!
ということもあります。
この話は一番最後にもう少し書きますね。
商品を売る以前の豆知識!個人事業と株式会社の違い!
「メルカリ」で商品を売るだけなら、
個人でも出来ることですので、
税務署でする手続きや提出する書類はありません。
(確定申告は忘れずにしましょう。)
では、ホームページを作成して、
ネットショップを作るという場合は、
手続きや書類はいるのだろうか?
結論は、特別必要はございません。
「メルカリ」で商品を売るのに届出は不要なのに、
自分で作ったホームページで売った場合は、
届け出がいるというのはおかしな話しです。
ただし、ホームページ(ECサイト)を作り、
本格的にネットショップを経営する場合は、
個人事業主の届け出を税務署にすると良いでしょう。
個人事業主の届け出は、
「税金を払いますよ!」という届け出ですので、
税務署としてはwelcomeです。
難しい審査があるわけではございません。
株式会社とは、文字通り会社です。
株式会社の利点は「企業の信頼度の向上」と
「税金対策」ができることです。
株式会社は、資本金1円で設立出来ますが、
実際には、会社設立を司法書士に依頼するため、
20〜30万円くらいかかります。
(このうちのほとんどは税金です。)
株式会社は簡単には作れませんので、
それなりに信頼度が増します。
ネットショップの場合は、
「偽物」が流通する市場ですので、
やはり信頼は大切です。
とはいえ、株式会社は、
設立するのにも、廃業するのにもお金がかかる上に、
売り上げがなくても年間7万円の税金が取られます。
会社は、最短で1日で作ることができますので、
継続的な収入が見込める状態になってからでも、
設立は遅くはございません!
少し難しい話しになりますが、
会社設立2年目までは消費税がかかりませんので、
軌道に乗ってから作った方が、
消費税の支払いが少ないんですよね…
ネットショップ開設:中級編
月にいくつも売れる商品が見つかれば、
ECサイトを作って、
本格的にネットショップを運営致しましょう。
ECサイトとは、
イーコマースと呼ばれ電子商取引の出来る、
Webサイトです。
簡単に言うと、お客様がホームページで商品情報を見て、
購入・決済が出来るホームページのことです。
ECサイトは、
既に開発されたホームページ(テンプレート)を使い、
そこに自分の商品を掲載して行きます。
もちろん、ホームページは自分専用ですので、
他のショップの商品があるということはございません。
利用料金は無料です。
日本製で多くのショップオーナが使っている、
最も有名なECサイトとしては、
「BASE(ベース)」と言うシステムがあります。
「BASE」は、
自分好みのホームページが作れる上に、
ネットショップを経営するために作られたシステムですので、
当然ネット決済機能備わっています。
つまり、無料のホームページが持てる上に、
インターネット決済が出来ますので、
売りたい商品を持っているだけで、
すぐにネットショップのオーナーになれるサービス!
インターネット決済は手数料がかかる!
これから話す内容は、
「BASE」だけに限った話ではございませんが、
クレジット決済・コンビニ決済・銀行振込などの決済をすると、
売り上げの数%が手数料として引かれます。
「BASE」の場合は、
一度の決済で3.6%+40円かかります。
オークションやメルカリでも手数料が引かれます。
以前あった、
楽天オークション(今は無くなりました…)では、
手数料が5.4%でしたね…
(割高な手数料でしたね…)
ベースで作れるショッピングサイトってどんな感じ?
元AKB48の小嶋陽菜さんも、
BASEでショッピングサイトを運営していますね!
そんな「BASE」は、
「BASEの公式サイト」で見ることができますが、
かなり本格的です!

決済の手数料が収益の柱ですので、
ユーザーがBASEでショップを作っても、
商品を売ることができなければ…
「BASE」の売り上げも、
0円になってしまいますので、
売れるシステムを無料で提供している!
と言うのが「BASE」なのです。
だから、日本で一番選ばれてるんですよね。
また「BASE」を使ったサービスとして、
「おっさんレンタル」がというものが、
大変話題になっています!
最近は、とんねるずの木梨憲武さんが、
映画のPRのために、
おんさんレンタルで売られていましたね!
上記サイトは、「BASE」で作られています!
「おっさんレンタル」は、
一時間1,000円で、人をレンタルできるサービス!
これを商品と考えると、
決済機能があって、
購入者は個数も選択できるということです!
無料で運営できる、
ECサイトのサービスは、
世の中にはいくつかありますが、
無料と言いつつ、有料プランにしないと、
全然使い物にならない…
ってこともありますので、
迷った時は「BASE」を利用すると良いと思います。
ネットショップ開設:上級編

ホームページを1から作ってみる!
上記で中級者の方は、
「BASE」を使ってECサイトを作るのが、
お勧めだと言う話しを致しましたが、
実は「BASE」では集客力が弱いのです。
(「BASE」だけではなく、
全てのECサイトに共通することです。)
どういうことかと言うと、
例えば、フィリピンからドライマンゴーを輸入して、
販売するとします。
(商品は何でも構いません。)
「BASE」を使って、
商品を買える状態にしたとします!
(「BASE」を使えば1日で出来ます。)
しかし、googleやyahooで、
「フィリピン・ドライマンゴー」と検索しても、
あなたのECサイトは、
検索エンジンには引っかからないのです。
絶対に検索エンジンに、
引っかからないと言う訳ではなく、
上記でお話しした「レンタルおっさん」の、
ホームページであれば、
検索エンジンに引っかかります。
「レンタルおっさん」のように、
そのキーワードを入力すると、
ある特定のホームページしか、
引っかからない場合は検索されます。
しかし、「フィリピン・ドライマンゴー」では、
ほぼ100%お客様に見てもらえないのです。
それでは「BASE」で、
ネットショップを作っても意味がないのでは?
と考える人もいると思いますが、
そうではございません。
「BASE」で商品を売るためには、
Facebook・インスタグラム、
ツイッターなどのSNSを使って、
商品のシェア・拡散が必須ってことです。
もし、Facebookなどで商品を宣伝し、
お客様がショップに訪問して、
商品を購入してくれる流れがあるのであれば、
自分でホームページを作る必要は全くございません。
(無駄にお金と時間が必要になるだけです。)
なぜホームページを作ると良いの?
1からホームページを作るとすると、
「BASE」でショップを作るよりも、
軽く10倍以上の作業量が必要ですし、
初心者の場合は作れませんでした…
ってあると思います。
さらに、1からホームページを作っても、
始めは「BASE」と同じくらいの、
集客力にしかなりませんので、
最低でも2年以上はホームページの運営が必要…
自分のホームページを持つことのメリットは、
100%自分の好きなページを作ることが出来ます。
さらに、blogとしての機能をつければ、
広告収入を得ることも出来ますので、
ネットショップ経営以外にも道が開けます。
長期的に運営をして行きたいと言う人は、
ぜひ、ホームページを作ってみて下さい。
とは言いつつ、
個人的には、「ベース」でショップを作り、
インスタグラムとかに力を入れた方が…
成功するとは思います…
※ホームページは、ワードプレスで作ると良いと思います。
ワードプレスを使った、
ホームページの作り方については、
詳しく解説している人がたくさんいますので、
そちらで確認していただけたらと思います。
ホームページに、
EC機能を付け加えることで、
ショッピングサイトの構築が可能となっています。
個人で試しに海外の商品を売ってみた!

売ったのは組み立て式の玉ランプ
それでは、実際に私がやった、
ネットショップビジネスをご紹介致します。
まず、買い付けに行った国ですが、
私はタイとインドネシアを選びました。
タイ・インドネシアに行き、
現地の出店(お土産屋さん)に、
売っていた物を大量に買って、
キャリーバックに詰めて帰国してきました。
当時は(と言っても3年くらい前)
タイ・インドネシアで売っていた、
ランプ(アジアンランプ)を購入し、
「楽天オークション」で販売しました。
ランプは、組み立て式の物で、
極力小さい物を沢山買いました。
花びらランプや玉型のオシャレなランプを、
個人でエステ業を行っている方や、
アジアン雑貨好きの女性をターゲットに、
紹介文を書いて出品をしました。
商品は、数百円から1,000円くらいの物を購入し、
日本で3〜5倍くらいで販売しましたね。
売れなかった商品は、
”売れる!”と思って購入した、
パワーストーンのブレスレットくらいで、
ランプは完売でした。
アジアン雑貨のお店は、
日本にも沢山ある中、
ほぼ完売出来たのは少し驚きましたね。
実際ネットショップで売られている、
アジアン雑貨やアジアンランプは、
仕入れの3〜6倍以上で販売されていますので、
格安だったと思います。
海外から商品を仕入れる方法
海外から商品を仕入れる方法は、
現地に仲間が一人でもいれば、
国際便で送ってもらえます。
現地で、交流会等に参加すれば、
簡単に友人は見つかりますよ。
相手は日本人でもその国の人でも良いので、
信頼の出来る人を見つけましょう。
一人で本格的にやる場合は、
その国に住んで(滞在して)
現地発送で商品を送るのもありです。
海外留学をしながら、
商品販売で稼ぐ!
みたいな方法もありだと思います。
自分の目で商品を確かめると、
売り方が変わってくると思いますし、
国の数だけ売る物があります。
タイ・インドネシアが駄目なら、
インドに行き、それも駄目なら、
ベトナムやフィリピン・マレーシアと、
可能な限り海外に行き、
売れそうな商品を見つけて下さい!
と言うことで、
今回は、海外の雑貨を売る方法について、
実体験から書いてみました!