海外のストックフォトで「納税申告手続き(W-8BEN)」はするべき?に回答

今回は、海外のストックフォトサービスを利用する際に”「納税申告手続き(W-8BEN)」って必須なの?無視してもいいの?”に回答をします。

「シャッターストック」や「アドビストック」で写真を売っている方(売ろうと思っている方)はチェックしてみてください。

そもそも「納税申告手続き(W-8BEN)」って何ですか?


始めに「納税申告手続き(W-8BEN)」って何ですか?というと、

納税申告手続きを行うと?
・申告した場合:源泉徴収税が免税/減税
・申告してない場合:アメリカで源泉徴収税がかかる
上記のようになっています。

「納税申告手続き(W-8BEN)」をしないとアメリカで税金がかかってしまうんですよね。

副業なので日本で確定申告が必要!
「納税申告手続き(W-8BEN)」を(している/していない)に関わらず、写真販売でたくさん稼ぐと「確定申告」が必要になります。

”アメリカで税金がかかる?”ってどう言う意味なの?

”アメリカで税金がかかる!?”って意味がわからない…。

”アメリカに行って税金を納めるんですか?”というと、わざわざアメリカに行って税金を納める必要はありませんが、

「納税申告手続き(W-8BEN)」をしていないと報酬が減ります…。

減るというか、源泉徴収税が免税されないため報酬が低くなるのです。

上記は、「アドビストック」で写真が売れたときに受け取ったメールになるんですけど、

以前提出した「納税申告手続き(W-8BEN)」の有効期限が切れていたか何かで、

「納税申告手続き(W-8BEN)」をしていない状態の報酬が0.89ドル(約130円)だったんですけど、

その後、「納税申告手続き(W-8BEN)」をしたことで報酬金額が変わりまして、

手続き後は、1.22ドル(約177円)の報酬になりました!

 

「納税申告手続き(W-8BEN)」をするだけで、報酬が130円→177円にアップしました!

(正確には報酬から税金が引かれてないだけ!)

「納税申告手続き(W-8BEN)」って無視していいの?


「納税申告手続き(W-8BEN)」って無視していいの?と言うことに関しては、

「未提出」だと報酬から源泉徴収税が引かれるだけですので、脱税をしている!?ということはありませんので、無視しても問題はないとは思います。(普通に税金を支払っています。)

 

ただし、明らかに「損」ですので、面倒くさがらずに手続きを行いましょう。

「納税申告手続き(W-8BEN)」の方法に関しては”W-8BENの書き方!”って検索をすれば解説記事がたくさん出てきますので、

ブログ記事等を見ながら行えばものの数分で手続きは完了します!(用意するものもありません!)

まとめ|「納税申告手続き(W-8BEN)」はするべき?


「納税申告手続き(W-8BEN)」は必須ではありませんが、アメリカの源泉徴収税は結構高くて(25%くらい?)引かれますので、やらないと損だと思います。

 

”「シャッターストック」や「アドビストック」に登録したばかりで売上が全然ない!”(審査に通った写真もまだ少ない!)という方は、焦って登録する必要はありませんが、

”もうすぐ報酬を手にすることができる!”

(シャッターストック:35ドル〜/アドビストック:25ドル〜)という方は「納税申告手続き(W-8BEN)」を行ってください!

 

ということで、今回の話はこの辺で終わりたいと思います!

筆者がメインで使っているサービス
・「シャッターストック

【徹底解説】シャッターストックの始め方(登録方法)と注意点

2020.09.02
筆者がメインで利用している「シャッターストック」の登録方法は上記の記事にまとめました。
追記
「シャッターストック」の報酬支払い基準が「35ドル→25ドル」になりましたので、以前よりも報酬の受け取りが楽になりました。


シャッターストック】(公式ページ)


筆者がメインで利用している「シャッターストック」のリアルな報酬。

直近では64ドル(約9,700円)稼げました。(2024.3)

【「シャッターストック」の登録方法を解説】

「シャッターストック」は海外のサービスですので、登録で分かりにくい部分を詳しく解説しています。
>>>”【徹底解説】シャッターストックの始め方(登録方法)と注意点