今回は、台湾の仮想通貨事情についてあれこれ書いてみたいと思います。
(台湾に住んでいる/住もうと考えている人向けの記事になっています。)
台湾在住者向け台湾の仮想通貨事情について
・台湾移住をしたら日本の取引所は凍結
・台湾の税金について
まずは台湾の取引所についてお話ししたいと思うんですけど、
台湾ドルで仮想通貨の取引ができるのは「BitoPro」という取引所/サービスになります。
以前は「BitoEX」というサービスもあったんですけど、2023年に「BitoPro」と統合になりまして、現在は「BitoPro」のみという感じになっています。
他にも台湾企業のサービスはいくつかありますが、日本人が利用できるのは「BitoPro」だけのようです。
注意として台湾ドルで仮想通貨を売ったり/買ったり、出金が可能なのが「BitoPro」だけという意味ですので、仮想通貨の取引自体はさまざまなサービスで行うことが可能です。
・「電話番号」
・「銀行口座」
台湾在住であれば日本人でも登録/利用が可能になっています!
台湾在住の日本人は「バイナンス」の利用が可能です。
日本在住だと「バイナンス(グローバル)」の利用ができず、「バイナンス(ジャパン)」を使うことになると思いますが、台湾に住んでいると「バイナンス(グローバル)」の利用が可能です。
日本在住者が「バイナンス(グローバル)」を使えなくなったのが2023.11.23ですので、もう「バイナンス(ジャパン)」に慣れてしまった!という人もいるかもしれませんが、
「バイナンス(グローバル)」の方が(規制が少ないため)取扱銘柄が多く、使い勝手がいい!って個人的には思いますので、この点に関しては台湾在住のメリットになるのかな?と思います。
【悲報】台湾(海外)移住をすると日本の取引所は凍結になる。
台湾の仮想通貨事情とは少し違うんですけど、海外移住をして海外から日本の「Zaif(ザイフ)」や「GMOコイン」のマイページにログインすると、そのアカウントは凍結になります…。
実際にはログインくらいでは凍結にはならないんですけど、一度でも仮想通貨の取引をすると”一時的にアカウントの凍結状態”になり、
その後、メール連絡で”海外からのアクセスですが短期滞在ですか?移住ですか?”みたいな連絡がきまして、移住の場合はアカウント凍結をする…という対応になっていますので、数日以内に全ての資産をどこかに移さないと一生取り出せなくなる…という感じですね。
台湾移住をした筆者は「Zaif」と「GMOコイン」のアカウントが凍結になり「コインチェック」や「ビットフライヤー」はアカウント更新をするためにマイナンバーが必要なため、実質使えない…ということで、
日本のサービスはほぼ全て使えなくなってしまった…という感じですね。
2024年現在、台湾の仮想通貨は「非課税」ですね。
仮想通貨の税金に関しては2024年現在は「非課税」となっていますので、1,000万円の利益が出ても税金は0円となっています。
今年、台湾の大統領が変わってしまったため法改正があるのか?ないのか…という感じではありますが、政党(民進党)は変わってませんので、現状維持であってほしい…という気持ちです。
本当に非課税なの?と心配な方も多いとは思いますが、筆者は毎年台湾で確定申告を行なっていますが課税されていません。
一応、台湾の「銀行(口座)」と「台湾のマイナンバー的なもの」が紐付けされていますので、仮想通貨の売却をしていることは把握されているとは思うんですけど、
それでも非課税になっていますので、今は課税対象外なんだと思います…。
台湾の仮想通貨取引ではその都度レシートが発行される。
台湾のサービス「Bito Pro」で仮想通貨を売り/買いをすると毎回レシートが発行されます。
電子で発行されますので紙のレシートをもらうわけではないんですけど、台湾のレシートは宝くじになっていまして、最低1,000円〜最高4,500万円が当たります。
台湾で仮想通貨を売ったり/買ったりしているだけでレシートが月/20枚くらい手に入ったりするんですけど、当選するとメールで教えてくれてコンビニでお金(現金)を受け取ることができる!となっています。
筆者は2回も500元(2,250円)に当選したことがありますので、税金を取られるどころかお金がもらえた!という感じです。
【まとめ】
今回は台湾の仮想通貨事情について少し書いてみました!
重要なことは「現状は非課税」ということと「台湾移住をすると日本のサービスは使えなくなる!」ということです。台湾移住をすると「バイナンス(グローバル)」など逆に使えるサービスもあったりします!
ということで、今回の話はこの辺で終わりたいと思います。