【台湾留学でPCは必要?】師範大学と文化大学の留学体験から考察

今回は、台湾(台北)で約一年間の中国語留学をした私が台湾留学ではノートパソコン(PC)は必要なの?という疑問についてお答えしたいと思います。これから台湾留学に行く!という方はどうぞ参考にしてみてください。

授業のクラスが上がればPPTが必要になる

台湾留学では中国語の初歩の初歩を学ぶクラスから上級中国語まで自分の語学能力にあったレベル・コース(授業)を受けることができますが、上のクラスになればなるほどパソコンが必要になります。というのも、上のクラスでは授業中にあるテーマを与えられ、そのテーマについて自分の考えを発表するという授業(口頭報告)が度々行われるのです。そして、発表の時にはPPT資料が必ず必要になるのです。PPTというのは、パワーポイントで作られた資料の保存時の拡張子になりますが、台湾の先生方はよく”発表の時にはPPTを用意して下さい!”と言います。要はパワーポイントで発表資料を作成しなければならない・・・ということなのです。

どのレベルから必要なのか?

私は「台湾師範大学」と「中国文化大学」に留学をいたしましたが、どちらの学校でも初級クラスではパワーポイント資料を作って発表をするという授業(宿題)はありませんでした。(ただし、先生によっては必要な場合もある)どのくらいのレベルからパワーポイントで資料を作成して、発表(プレゼン)する授業が組み込まれるのかというと・・・教科書でいうと2冊目の後半あたりから3冊目以上を勉強している学生はほとんどのケースでパワーポイント資料が必要になります。ただし・・・年配の先生の場合は、パワーポイントではなく写真を用意するだけであとは発表の文章を準備するだけで大丈夫!という場合もございます。(実は、宿題に関しては先生方の裁量なのです・・・。)

ワークブックの聞き取り問題で使う

パワーポイントを作成してプレゼンする課題が無いクラスの場合でも、ワークブックの問題を解いて先生に提出するという宿題は必ずございます。ワークブックの内容は以下のようになります。

こちらは「師範大学」で使われているテキストのワークブックになりますが、このワークブックは各課毎に聞き取り問題と記述問題があるのです。そして、このワークブックを解くためにはワークブックに付属のCDを聞かなければならないのです。そのため、パワーポーントの宿題がなくてもCDを聞くための機械は必要になるのです。

※ただし、各大学にはパソコン室がありワークブックのCDを聞くことができる設備が整っています。さらに、友達がパソコンを持っている場合にはCD音源をパソコンに取り込んでもらい、データを携帯に入れて持ち歩くということも可能ですので、必ずしもパソコンが必要だというわけではございません。持っていれば少し楽だ!と言うだけです。

パソコンを使いたい場合は大学で!

「師範大学」「中国文化大学」ともパソコン教室を完備していますので、日本からパソコンを持って行かなくても大学のパソコンで代用ができます。

パソコン教室はどこにあるの?

「師範大学」のパソコン教室は5・6階にございます。朝の9時から20時くらいまで使うことができるようですので、午前の授業の方も午後の授業の方も利用ができると思います。「中国文化大学」は、地下にございます。図書室の隣にパソコン教室がございますので好きな時間に使ってください!

ちなみに、私は「師範大学」のパソコン教室は使ったことがありません。使わない理由は特になく、ただ使う機会がないからです。また、教室の中にパソコンがございますので教室に入りたくないな〜という気持ちがあるからです。一方、「中国文化大学」ではパソコン教室というよりも広いフロアにたくさんパソコンがあるという感じになりますので、気軽にパソコンを使うことができます。

台湾のパソコンって高いの?

参考までに台湾のショッピングモールでパソコンがいくらで売られているかを調べてみましたので、台湾でパソコンを調達するかもしれない・・・という方はどうぞ参考にしてみて下さい。

なぜ上記のパソコン(MacBook)を選んだのかというと、ただ単に私が使っているパソコンだからという理由だけですので特に深い意味はございません。さて、上記のMacBookですが日本でいくらで売っているのかというと・・・

約137,000円で売られています。もちろん、パソコンの値段は一律ではございませんので購入するお店によって値段が異なるとは思いますがインターネットで購入すると上記のような価格になります。台湾では38,900元で売られていますので3.7倍(2017.7現在)して143,930円となります。そのため、MacBookを買うとなると日本よりも台湾の方が若干高い・・・ということです。

さらに、最近のMacBooK(Pro.Air)の仕様では、ディスクドライブがなくなってしまいましたのでテキストのCDやワークブックのCDデータを取り込むためには、外付けのDVDドライブを買わなければなりませんのでこれまた面倒です・・・

台湾にはASUSがある!

マックブックは、台湾でも日本で購入するにしてもかなり高額になると思いますが台湾のASUSであればかなりお手軽に購入することができると思います。そのため、万が一パソコンを調達しなければならない!となった時にはぜひASUSのパソコンを購入してみてください!

海外でもパソコンは使えるよ!

実は以前、クラスの友人が自分の国と台湾の電圧が違うため海外ではパソコンが使えない・・・と思って台湾にパソコンを持って来なかった!という人がいました。パソコンのコードは幅広い電圧に対応していますので、コンセントの形が合っていればパソコンを使うことができます。ちなみに、台湾のコンセントの形は日本と同じですので当然パソコンを使うことができます。