台湾留学をする方は今回ご紹介するテキストを購入する必要がございます。
おそらく日本には売っていませんので、台湾で教科書を購入する必要があります。もし、各学期が始まる少し前に台湾へ来て教科書を購入して予習をしたい!という人や台湾留学はしないけど、日本で中国語を学んでいるという人が台北旅行のついでに教科書を購入したい!という方はどうぞご覧になってみてください!
台湾の大学で使っているテキストって?
今回は2017年現在「師範大学」と「中国文化大学」で使われているテキストをご紹介したいと思います。
上記が師範大学で使われているテキストになります。
テキストは外国人留学生向けに師範大学が作ったテキストになりますので、内容の一部が師範大学に関連するものとなっています。そのため、師範大学に留学をする!という方は、”このこと言ってるんだ〜”と楽しくテキストを読むことができます。もちろん、師範大学には留学しない・・・という方でも中国語学習に必要な内容が全て詰め込まれていますので問題なく中国語学習ができることでしょう。
ただし、上記のテキストは外国人向けですので中国語と英語で書かれています。英語ができない日本人にはわからないよ!と、突っ込みたくなると思いますが外国人向けのテキストは全て英語で書かれていますので諦めてください。
ただ、英語の理解ができなくても新出単語は例題の文章を通して容易に理解ができますし、文法も中国語の例題がたくさん掲載されていますので解読できない・・・と言うことはございません。また、このテキストは師範大学に通う英語ができない日本人だけではなく韓国人やその他アジア圏の方も使っていますので、中国語の理解ができれば問題なく使うことができるのです。
上記は中国文化大学のテキストになります。
聞いた話では台湾大学(台湾で一番偏差値の高い、いわば日本の東大)でも上記のテキストを使用しているそうです。上記のテキストは実は師範大学が作ったテキストになります。台湾で最も偏差値の高い大学は台湾大学(台大)になりますが、師範大学は台湾で最も有名な大学トップ3位に入るほど有名な大学になるのです。そんな師範大学が作ったこちらのテキストは誰でも使えるように一般的な事例を使った内容になっています。
こちらのテキストは以前までは師範大学でも使われていましたが、師範大学が最初にご紹介したテキストを新たに作ったため今は師範大学では使われていません。中国文化大学では、新テキストの内容に師範大学の事例が使われているということからテキストを変えずにそのまま使い続けているのです。
テキストの内容は違いますが、学習するべき中国語の内容は同じです。もちろん、こちらのテキストも外国人向けに作られていますので中国語と英語で書かれています。
師範大学のテキスト
師範大学のテキストは、楽天市場で購入ができるようです。Amazonでは商品が見つかりませんでした。
中国文化大学のテキスト
中国文化大学で使われているテキストは、楽天市場・アマゾンで購入することができます。楽天で購入する場合は、『実用視聴華語』と調べてください!
※大学で使われているテキストに変更がある場合もございます。
台湾のテキストはどこで購入できるの?
上記のテキストは一般の書店でも販売されているテキストになりますので、少し大きな書店であれば基本的にはどこでも購入することができます。(師範大学で使われているテキストはあまり見かけません。)今回は、各大学のどこで購入ができるのかという話とオススメの書店のご紹介をしたいと思います。
師範大学の場合
師範大学の場合、大学に書店がございませんので大学構内でテキストは購入できません。
しかしながら、各学期の初めの2・3日は外国人が中国語の授業を受ける博愛楼という建物の7階でテキスト等を購入することができます。師範大学に留学をするという方はこの期間にオリエンテーションがありますし、自分が受けるクラスのレベルと必要な教科書を知ることができますのでその時に購入をすれば問題ありません。
留学はしない!と言う方は師範大学の書店が大学のそばにございますのでそこで購入することができます。
上記が師範大学の書店になります。
大学のすぐ近くにありますし師範大学の学生であれば学生割引がありますので、師範大学の学生はぜひ行ってみてください!もちろん、一般の方も利用ができます。中国文化大学で使われているテキストやその他中国語学習のテキストなども売っています。
以下に、地図を載せておきます。
中国文化大学の場合
中国文化大学でテキストを購入する場合、4階の事務所で購入することができます。
オススメの書店は「紀伊国屋書店」
台湾のテキストは基本的にはどこでも購入することができますので、どの書店で購入をしても構わないと思います。ちなみに、台湾で最も大きな書店は「誠品書店」という書店になりますので、台湾に来た際はぜひ一度行ってみてください。場所は台北駅にも台湾大学の近くにもございます。
最後に、私が最もお勧めする書店をご紹介してこのブログ記事を終わりたいと思います。
私が一番お勧めする書店は・・・日本の「紀伊国屋書店」です。紀伊国屋書店なら日本で十分だ!という人もいるかもしれませんが、台湾の紀伊国屋書店だから良いのです。どんな所が良いのかというと・・・日本の書籍がおそらく台湾で一番豊富だということです。日本の書籍というのは日本語で書かれた日本の書籍と日本の書籍を中国語翻訳された書籍になります。
つまり、日本語で読みたい人は日本語の書籍を購入し、中国語の勉強を兼ねて中国語で本を読みたいという人は中国語の本を購入することができるのです。
上記の写真は紀伊国屋書店が入っている建物になります。
この5階に紀伊国屋書店がございます。「ユニクロ」や「無印良品」も入っていますので、テキストの購入ついでに服や生活用品を揃えてみてはいかがでしょうか。また、買う人はほとんどいないと思いますが、「ボーズ(BOSE)のスピーカーを賃貸物件で大音量で使ってもいい?」の記事でご紹介したことがあるスピーカーも売っています!BOSEの専門店があるので…
紀伊国屋書店では中国文化大学のテキストは売っていますが、残念ながら師範大学のテキストは売っていませんので、師範大学のテキストが欲しい!という方は、師範大学の書店に行ってみてください!
まとめ|台湾のテキストはどこで購入するの?
ちなみに各テキストの値段はというと・・・
中国文化大学のテキスト(レベル1の教科書)は、テキストが580元、ワークブックが110元で合計690元となっています。日本円にすると2,553円となります。(1元3.7円で計算)
師範大学のテキスト(レベル1の教科書)は、テキストが900元、ワークブックが380元で合計1,280元となっています。日本円にすると・・・4,736円となります。師範大学の学生は必ずこの教科書を購入しなければなりませんので、かなりえげつない商売をしていると言えるでしょう…。
台湾留学では1日3時間の授業しかありませんので多くの留学生が台湾人と言語交換をしながら中国語を学んでいるのです。筆者自身も台湾留学をしている時は毎日のように台湾人女性と言語交換をしていました!ということで、最後に台湾人の言語交換パートナーを見つけることのできる無料掲示板についてまとめた「台湾人の言語交換相手を探す方法|安全で無料の掲示板の評判・口コミ」という記事を貼り付けて今回の話を終わりたいと思います!興味がありましたらご覧になってみてください!