今回は、筆者が実際に通った、
「師範大学」と「中国文化大学」を比較します!
・台湾留学はどの学校(大学)がいいの?
・実際に通った人の体験談を知りたい!
上記のような方は、
是非、参考にしていただけたらと思います。
「師範大学」「中国文化大学」はどちらも有名!優秀な大学です!
はじめに「師範大学」と、
「中国文化大学」について、
”どんな大学なの?”
ってことについて簡単に解説します。
「師範大学」は三大有名大学!偏差値が高い大学になります!
「師範大学」というのは、
台湾の3大有名大学の1つになりますので、
台湾人であれば誰でも知っている!
という大学になります。
日本でいうと、
早稲田大学や慶応大学と行ったところですかね。
そのため、台湾人が入学するのは、
めちゃくちゃ難しい大学になるんですけど、
語学留学であれば、
入学試験がありませんので、
申し込みだけで誰でも入学ができます!
日本人が台湾留学で選ぶ、
人気大学の(台湾大学・師範大学・中国文化大学)の一つです。
留学代理店の「ラストリゾート」から、
勧められた大学は、
「台湾大学」「師範大学」「中国文化大学」の、
3つだけでしたね。
”3校から選んでください!”
という感じでした。
また、筆者が滞在していた、
”国際学舎”に住んでいた日本人のほとんどは、
上記のどれかの大学に通っていましたので、
人気であることは間違いありません!
中国文化大学も有名な大学です!ただし、留学生が通う校舎は違う!
中国文化大学というのも、
これまた台湾では有名な大学になります。
台湾人が通う中国文化大学の校舎は、
”陽明山”というところにあり、
留学生が通う校舎とは別になります。
上記の写真で、
小さく囲んであるのが、
留学生が通う中国文化大学になります。
なぜ、小さく囲んだのかというと、
中国文化大学は、
語学留学専門の校舎になりますので、
校舎はかなり小さくて、
イメージ的には、
校舎というよりもビルです。
大学というよりも専門学校です。
「師範大学」「中国文化大学」
「台湾大学」は、お隣さん的な感じですね。
各大学の授業について比較してみる!
「師範大学」と「中国文化大学」に、
実際に留学した筆者が、
各大学の授業の特徴について書きます!
授業時間と1クラス何人なの?
授業時間は、
師範大学・文化大学ともに、
1日3時間の授業が基本です。
師範大学では、
1日3時間のインテンシブクラスと、
1日2時間のレギュラーコースがございます。
コースは自分で決めることができますので、
たくさん勉強をしたい人は、
インテンシブクラスを受講してみてください。
中国文化大学のクラスは、
3時間クラスだけですね…。
1クラスの人数に関しては、
師範大学のインテンシブクラスは8名程度、
中国文化大学は10名程度になります。
師範大学・中国文化大学ともに、
学期の開始一週間までは、
クラス変更ができます。
私が師範大学に留学した時は、
最初は8人いたんですけど、
2人クラス変更をして、
新たな学生が来なかったことから、
6人のクラスになりましたね。
中国文化大学は、
初めは10人のクラスでしたが、
1人だけクラス変更して、
こちらも新たな学生が来ませんでしたので、
9人のクラスになりました。
6人のクラスの時は、
何度も中国語で発言をしなければならなく、
なかなか大変でしたが、
少人数の方が勉強的には良かったと思います。
どのような授業が展開されるのか?
どのような授業になるかは、
先生によって全く違います。
師範大学の授業の例
師範大学の授業は、
1学期で1冊のテキストを終えるという流れになっています。
(3時間授業の場合です。)
師範大学の授業は、
会話をしながら授業が進められます。
教科書の重要な表現を使って、
先生が会話で表現いたします。
”こうやって使うよ〜”
という感じに教えてくれます。
テキストは全部で、
15課の構成になっていて、
4回(日)で1課を終えるペースで、
どんどん授業は進みましたね。
”聽寫“という小テストあったり、
毎回、ワークブックの問題を宿題として出され、
それを授業中に答え合わせもしました。
文化大学の授業の例
中国文化大学の授業も、
1学期で1冊のテキストを終えるスピードです、
文化大学の授業は、
グループワークが基本でした。
3時間の授業のうち、
2時間はテキスト内容の説明などが行われ、
残りの1時間はグループワークです。
2人か3人のグループを作って、
重要表現を使って文章を考え、
みんなの前で発表していましたね。
中国文化大学でも小テストが毎回ありましたが、
ワークブックの提出はなかったです。
そのため、宿題はあまり多くはありませんでした。
授業に関しては師範大学がオススメ
授業に関しては、
個人的には師範大学の方がオススメです。
師範大学の方は、
自宅学習をしなければ、
授業について行くのが難しいのですが、
”本気で中国語を習得したい!”
というのであれば、
師範大学の授業に食らいついてください!
ただし、師範大学では、最初の学期は、
午後のクラスしか選択ができませんので、
午前を希望する方は注意してください。
各大学の学費は?1セメスター3ヶ月間となっています!
師範大学の学費は、
インテンシブクラスが36,000元(131,040円)、
レギュラークラスが26,400元(96,069円)です。
(変更もあると思いますので、大学のサイトで確認してください…)
中国文化大学の学費は、
25,000元(91,000円)となります。
中国文化大学は、
3時間授業で25,000元ですので、
お得感はあると思います!
(※現在のレート1元3.64円で計算しています。)
ちなみに、筆者が留学をしていたときは、
言語交換で、台湾人の方と一緒に、
毎日のように勉強をしていましたね。
台湾人の言語交換フレンドを探す方法は、
以下の記事を読んでいただけたらと思います。
各大学で使っているテキストは?
2年くらい前までは、
「師範大学」も「文化大学」も、
同じテキストを使っていましたが、
現在使っているテキストは異なります!
(注:使用テキストの変更もあると思いますので、公式サイトで要確認してください。)
師範大学のテキスト
師範上記のテキストは、
2016年から使われているテキストで、
師範大学が発行しているテキストになります。
外国人向けのテキストになりますので、
中国語(繁体字)と英語で書かれています。
日本語版のテキストはありません!
中国文化大学のテキスト
中国文化大学のテキストは、
上記のものになります。
こちらも、
師範大学が発行しているテキストになっています。
以前までは、
師範大学でも使っていたテキストです…
”日本でテキストは買えないの?”って話は、
の記事に詳しく書いています!
大学の特徴|その他(コンピュータールーム・図書館)
各大学では、
通常の授業の他にも、
講師の話を聞くことができたり、
パソコンルームで問題演習もできます。
また、学校内にある図書館を、
自由に使うこともできます!
ただ、師範大学の図書館は、
いつも満席状態ですので使う気にはならないと思います。
わりと空いています!
大学の周辺環境について
地図で、
大学がどこにあるか確認しておきます!
左側の赤い星のマークのところが、
師範大学の「博愛樓(六樓)」になります。
中央の星マークが中国文化大学です。
師範大学は、
大きな大学であるため、校舎がたくさんあります。
googleマップで表示されている「師範大学」は、
台湾人が通う校舎になります。
最寄駅に関しては、
MRT(地下鉄)がなんと!?
3駅(古亭駅、台電大楼駅、東門駅)もございます。
そのため、3駅周辺に住んでも構いませんし、
これ以外の場所でも、大学に通うのは大変便利です。
一番オススメは、
「台電大楼駅」周辺ですね。
理由は、師範大学と台電大楼を結ぶ通りに、
「師大夜市」があるからです。
(師大というのは師範大学の略です。)
次に、中国文化大学ですが、
最寄駅が「科技大楼駅」1つしかありません。
”1つでもいいじゃん!”
と、思うかもしれませんが、
以下のMRTの路線図を見てください。
路線図を見ていただくとわかると思いますが、
「科技大楼駅」がある路線は、
とにかく使い勝手が悪いのです…。
私が、中国文化大学に通っていた時は、
緑色の路線(新店ー松山)をよく使っていましたので、
古亭駅か台電大楼駅で降りて、
Uバイクを使って通学をしていました。
Uバイクというのは、
以下のものになります。
上記の自転車は、
台北の至る所に設置されていて、
30分5元で乗ることができます。
中国文化大学の近くには、
夜市はありませんが、
台湾のお店がたくさんありますので、
食事には困らないでしょう。
まとめ|師範大学または中国文化大学のどちら?
今回は、師範大学と中国文化大学について、
筆者の留学経験から書いてみました!
授業は、師範大学の方が勉強になるな!
って感じましたが、
学費の安さを考えると、
中国文化大学でも悪くはない選択です。
ただし、生活面では、
師範大学の方が立地が良いため、
便利だとは…思います。
が、(中国文化大学で)不便な生活でも、
留学中は楽しかった!
ってことで、
”どのような気持ちで留学をするのか?”
ってことの方が重要なのかな!
なんて思ったりもしますね。
以下、台湾のバラエティー番組や、
台湾映画で”中国語の勉強をしたい!”
と言う方向けに、
関連記事を載せておきます!
台湾バラエティー