今回は、筆者が大学生の時に、
2週間だけパン工場アルバイトをした時の、
体験談を書いてみたいと思います。
”工場アルバイトって、どんなことをするの?”
”レーン作業って、どんな感じなのか知りたい!”
という方はどうぞ参考にしてみて下さい!
パン工場のお仕事ってどんな感じなの?
パン工場のお仕事というのは、
基本的には、レーン作業(ライン作業)になります。
という人もいると思いますので、
レーン作業とは?
と言うところからお話したいと思います。
始めに工場では、
どのようにパンが作られるのかというと、
商品によって作られる工程が異なりますが、
ざっくりと話すと、鉄板にパンを並べ、
そのパンをオーブンで焼き、
袋に詰めるという作業になります。
(ざっくりすぎる!)
その作業工程の中で、
例えば、パンの上に、
スライスアーモンドやチョコチップを、
かけたりというような作業も中にはございます。
そして、このパンは一連のレーンで作られることから、
レーン作業(ライン作業)と呼んでいます。
実際の仕事内容はというと、
ラインの各工程に配置され、
同じ作業を繰り返し行うお仕事になります。
パン工場短期アルバイトの体験談!
それでは、筆者がパン工場でアルバイトをした時に、
どのような作業をしたのかという話をしたいと思います。
筆者に与えられたメインの作業は、
膨らみすぎたパンを軽く押さえる…
という作業でした。
(こんなんでお金がもらえるのか?!)
なぜ、パンを軽く押す…
というか少し潰す必要があるのかというと…
パンを袋に詰める時に、
膨らみ過ぎていると詰めることが難しいからです。
そのため、オーブンから出てきたばかりで、
最もパンが柔らかい時に、
軽く押すという作業が必要なのです。
作業自体は、手でパンを軽く押すだけでしたので、
誰にでもできる作業でしたが、
焼き上がったばかりのパンは、
思いのほか激アツで、
気を抜くと火傷をしてしまいそうになるくらい、
危険な仕事でした。
また、型に入れてパンを焼いているため、
激アツの型に誤って手首なんかが触れてしまうと、
熱すぎて泣きそうになります。
作業は、軍手を2枚重ねにして、
はめているだけですので、
後半は、軍手に熱が溜まり手のひらも激アツでした。
その他の作業はというと、
流れてくるパンにスライスアーモンドをふりかける作業や、
焼きあがった小さなパンを、
5つずつ袋に詰めるという作業もございました。
基本的には一度作業が始まると、
作っている商品が全て完成するまで、
同じ作業をずっと行います。
短い作業の場合は、
1・2時間で終わり、
違う作業をすることになりますが、
例えば、テレビで紹介された商品が、
爆発的に人気になり、
生産量(出荷量)を増やしている時などは、
出勤から退勤まで、
同じ作業を行うということもございます。
(ただし、アルバイトは4・5時間の勤務でしたので、そこまで大変な作業ではございませんでした。)
筆者は、パンを作るラインで働きましたが、
ケーキを作るラインや和菓子を作るラインの場合は、
また少し違う作業になると思います。
その他にも、コンビニ弁当を作るラインなどもありましたので、
工場勤務と言っても、
その種類は、意外にも豊富です。
聞いたところによると、
パンを作るラインが一番大変だとか…
(だから面接後、即採用だったのか…)
パン工場勤務のこんな所が嫌だった!
筆者が働いていたのが、
パン工場であったことから、
どこのラインも大型のオーブンを使っていたために、
工場内はどこも暑く毎日死ぬ思いでした。
仕事中に飲み物が飲めなかったということも、
結構キツかったのを記憶しています。
また、食品工場は独特の匂いが充満していますので、
少し気持ち悪い…。
どのような匂いなのかは、
表現ができませんが、
甘い匂いと地下の湿っぽい匂いがします。
(工場には、陽が一切入りません。)
さらに、毎日機械が動いていますので、
油っぽい匂いもいたしました…。
工場アルバイトで一番きキツかったことは、
ほとんどの人が、黙々と作業をしていたため、
つまらなさ過ぎた…ということです。
ライン作業では、基本的には、
各工程に2・3人のアルバイトスタッフが配置されますので、
一人で作業をするということはございませんが、
皆さんお話ししたくない!
という人が多いみたいでしたので、
特に話をかけることもなく、
時給(お金)のために、
黙々と作業をしていた…という感じです。
また、社員の方は、
おしゃべりをしているスタッフを見つけると、
注意するというようなことも行われていました。
工場アルバイトは囚人か!
と、突っ込みたくなりましたが、
2週間の短期アルバイトでしたので、
その職場のルールを守り、
ただただ働いたという感じです。
工場アルバイトの時給は最低時給が大半!?
筆者が、パン工場で2週間働いた時は、
夏休みのアルバイトでしたので、
最低時給よりも若干高かったようですが、
夏休み・春休み・年末年始以外のアルバイトでは、
基本的には、最低時給で雇われるようです。
2週間の短期アルバイトであれば気楽に働ける!
実は、パン工場で働いている人の多くは、
アルバイト・派遣社員・契約社員になります。
工場アルバイトは、
夏休み・春休み限定の、
1・2週間の短期アルバイトだけではなく、
一年を通して求人が出ていますので、
極端な話、今日これからお仕事に応募するということも可能です。
オススメは、時給が少し高くなる、
夏休み・春休み・年末年始の短期間だけ、
アルバイトをするのが良いとは思いますが、
大学生なんかは、授業がない日に、
”工場で働く!”と言うのでも良いと思います。
工場アルバイトのメリット|嬉しい特典
筆者が働いたのが、
パン工場であったことから、
毎日その工場で作られているパンを、
2・3個持って帰っていました。
これは、こっそりとパンを持って帰るというものではなく、
”みんな持って帰っていいよ〜”という感じに、
パンが置いてありましたのでので、
好きなだけ持って帰っていました。
そんなに持って帰ったら怒られるのでは?
と思うくらい大量に持って帰る人もいましたが、
長年そこで働いている方は、
工場で作っているパンに、
飽きてしまっていますので、
ほとんどの人は持って帰らないのです。
そのため、アルバイトの方が、
パンを大量に持って帰っても、
特に何も言われることはないのです。
二週間のアルバイトは気楽
二週間の短期アルバイトは大変気楽です。
工場アルバイトでは、
面白いことがほとんどありませんでしたが、
大学生の時はあまりお金がなかったため、
仕事終わりにパンがもらえたことや
二週間で、結構まとまったお金を手にすることができましたので、
その点からすると、工場勤務は結構楽なお仕事でした。
工場では、障害を持った人も雇われていることが多く、
かなり幅広く人材を集めているようです。
面接試験は結構簡単に通りますので、
アルバイトがしたいけど、
面接に落ちまくっている…という人でも、
工場のお仕事であれば採用される!
という可能性があるのです。
とりえず、少し仕事をしたい!と考えている方は、
ぜひ工場のお仕事をしてみてください!
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